第2回子育て支援指導者向け研修会
2018年08月28日
『育ちたい子ども 育てたい親』
「子どもは育つのか 育てるのか 皆さんはどちらだと思いますか」48名の参加者に向け、講師の盛岡大学文学部児童教育学科准教授 石川悟司氏の問いから講演が始まりました。講師自身の親としての体験談から子どもの成長は親にたくさんの気づきを与えてくれることを、現場(幼稚園)での実践エピソードでは子どもはひとつひとつ自立していき、『育てなければ』という心配から『育つんだ』という信頼へ少しずつシフトしていくことをわかりやすくお話されました。『子どもには育つ力がある。子どもは自ら育とうとする存在であることを信じる』子育ては対象をどう見るかで感じ方が変わってくるパラダイムシフトの連続であり、背中合わせのおもしろさと苦しみからおもしろさへと導くことが支援者の役割であるという言葉は支援者の意識へとつながるものと感じました。