スマートフォンでの閲覧を
推奨しています。
お互いの特性を知ると、家事シェアがうまくいく
「言われなくてもやってよ」「なんで気がつかないの?」とイライラしてしまうことがありませんか? このように思ってしまうのはなぜでしょうか。
しかし、パートナーの行動や心理などを理解することで、お互いにストレスを感じることなく、片づけに取り組むことができます。
□ 脳の違いを知って、家事のストレスを軽減
男性は「シングルタスク」。
シングルタスクとは、一度にたくさんのことを同時進行するのが苦手で、ひとつずつこなしていくタイプのこと。マルチタスクである女性脳が求めるレベルの家事を要求すると、女性脳の3倍ストレスがかかると言われています。
女性は「マルチタスク」。
右脳と左脳をつなぐ脳梁という神経線維が、女性は男性より太いので、同時に複数のタスクをこなすことができます。
まずは男性と女性の脳の違いを知る理解することで、お互いの行動差異に生じるイライラを軽減できます。
□ きちんと伝えることが、上手な家事シェアにつながる
女性は男性に「察してほしい」と言いますが、男性にはこの察するということが難しいもの。例えば、脱いだ靴下は洗濯かごに入れるルールがあったとします。もし、リビングで脱ぎっぱなしになっていたら、男性は「3回許せたことは100回でも許せる」のに対して、女性は「100回許しても101回目はアウト!」になる場合があります。
「アウト」となる前に、目的を明示して伝えることが大事です。
男性は「目的脳」、女性は「共感脳」の違いがあります。男性は目標や課題解決に向かっている実感を好み、女性はその場の環境や状況、心情を一緒に感じたいという共感を大切にする傾向があります。
なので、女性の「察してほしい」と、男性の「ちゃんと言ってほしい」が生じ、ズレてしまうのです。家事シェアをストレスなく上手にこなすためには、
女性から男性へは「〇〇が必要だから、お願いしてもいい?」と目的をしっかりと伝え、
男性から女性へは「気が付かなくてごめん。いいよ!」という共感を伝えることが大切です。
また「言ってくれればやったのに」(受動的)ではなく、「なにか自分にできることある?」(能動的)と先に聞いてみることも大事ですね!
2024.10.09