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企業等の取組事例紹介

社会保険労務士法人ワイズコンサルタンツさん


  • 製作開始!黙々とブロックを選び、カタチを作る。
    製作開始!黙々とブロックを選び、カタチを作る。
  • それぞれのワーク・ライフ・バランスを表す作品が完成。
    それぞれのワーク・ライフ・バランスを表す作品が完成。
  • みんなのココロの中、忘れないように撮影。
    みんなのココロの中、忘れないように撮影。

企業概要

取組内容

令和4年度 男性社員のワーク・ライフ・バランスモデル創出事業

Q.この事業に取り組もうと思ったきっかけを教えてください

 これまで当法人では、両立支援のために様々な取り組みを行ってきましたが、職種のイメージのせいか、求人をかけても男性の応募が少なく、男性の育休取得にはほど遠い状態でした。しかし近年、全体の給与水準を高めたことにより、男性の応募者も少しずつ集まるようになってきて。そこで男性が育休をとりやすい企業風土を作って広くアピールすることで、さらに多くの男性応募者を集めることができないかと思いました。
 また、当法人が男性の育休取得支援に取り組むことにより、約200社ある顧問先企業への情報提供を行い、それにより県内企業の男性の育休取得率向上という社会貢献にもつながるのではないかという期待もありました。
 いざ取り組もうとした時にまず浮かんだのが、以前東京で受講したLEGOシリアスプレイでした。この研修を通じて職員それぞれの内面を知り、一人一人の個性に合った方法で大切にできればと考え、この事業に取り組みました。


Q.具体的に取り組んだ内容を教えてください

 男性育休のための施策を選べるというこの機会に、ずっと職員と一緒にやってみたいと思っていたLEGOシリアスプレイのワークショップを企画し、東京から公認ファシリテーターの方をお招きして本格的に指導していただきました。誰でも一度はLEGOブロックで遊んだことがあるかと思いますが、みんなで楽しくブロックを組み立てることで、自分を表現し、相手の心のなかを見ることもできるなんて面白いですよね!講師の方にお題をいただいてブロックを組み立てるのですが、その時点では何も浮かばない…と思っても、不思議と手が勝手に作品を作るんです。今回は「自分にとってワーク・ライフ・バランスとは?」と「社会とどのように関わっていきたいか?」という2つのお題で作品を作りましたが、完成した作品は見事にバラバラで。そのバラバラの作品をチームごとに一つのストーリーにまとめるというワークも行いました。


Q.取組後、男性社員さんの意識や行動に変化はありましたか?

 男性社員がLEGO作品を通して本当に楽しそうに自分のことを話していたのが印象的でした。彼はこんなことに達成感を感じるんだとか、こんなことに苦手意識があるんだとか、周囲の職員に具体的に伝わりました。本人も作品の発表と、休憩時間の雑談で自分のことをより伝えられたと感じたようです。
 また、男性に限らずですが、作品にそれぞれの個性が強く表れていて、それぞれ一人の人間としての個性を大切にしていきたいという気持ちが強くなりました。取組後は、お互いの個性に対する敬意が生まれたという実感があります。


Q.取組の効果はありましたか?

 LEGO作品を通じて、全員見事に違うメンタルを持っていることを目の当たりにしたことにより、職員全体にお互いの違いを尊重しようという空気が生まれたのが感じられます。一口にワーク・ライフ・バランスといっても、自分の理想が必ずしも相手にとっての理想とは限らないことがビジュアルで見えたことは、思った以上にインパクトがあったので。
 当法人では月に1回、ワーク・ライフ・バランスについて全員で話し合う会議を行っているのですが、その会議においてもそれぞれの違いを前提に、お互いを思いやりながら様々な施策を考えられるようになったことが大きな成果だと思っています。
 事後のアンケートでは、違う種類の研修も受講してもっと相互理解を深めたいとか、子供と一緒に受講してみたいという前向きな意見が多数ありました。この空気感を失わずに次の取り組みにつなげ、さらに相互理解を深めたいと考えています。


Q.今回の取組の感想をお聞かせください

 以前から全員で受講したいと思っていた研修だったので、楽しんで取り組むことができました。一人一人の内面がLEGO作品という形としてよく分かりましたし、意外な成果としては、自分でも気付かなかった自分の内面に気付けたという感想が多く出ました。普通に仕事しているだけだと相手と自分の内面を深く知ることができる機会はあまりないので、このような機会をいただけたことはすごく有難かったです。研修後のアンケートの結果を受けて、お互いのことを理解するための次のアクションを考え始めています。この一連の動きのきっかけをくれたこの事業には非常に感謝しています。男性の育休は、結果的に社員が本当に求めているのは何なのかを考える良い機会になるので、とても取り組みがいのあるテーマでした。ぜひ多くの県内企業に取り組みをお勧めしていきたいです。


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