当センターが開発した「凸状模様体及び模様構造製造方法」は、木の木口面に着目し、圧縮されて縮んだ木の繊維が、吸水させると元どおりに復元する特性を応用した技術です。木の枝や端材など様々な材料に利用でき樹種も選ばないため、地域資源を有効に活用できます。ご興味のある方は産業デザイン部までお問い合わせください。
① 浮き上がらせたい模様の金型を作製し、これを木口面にプレスで圧入すると、木の繊維が圧縮されて模様のへこみができます。
② 金型を抜き、凹んだ部分の周囲を削り取ります。
③ <浮き彫り模様の完成>お湯(水分)を与えると、圧縮された繊維が膨潤して模様が復元して膨らみ、浮かびあがります。
④ <浮き彫り模様の完成>