新設備がより使いやすくなりました!―大型電波暗室・EMIシールド室―
2019年2月12日
本年度新設しましたEMC評価ラボ(大型(10m法)電波暗室、EMIシールド室)では、大型電波暗室での測定時間が3m法電波暗室に比べて約半分に短縮され、認証試験場と同等環境での試験が可能であるなど、多くのご利用メリットがありますのでご案内いたします。
【大型電波暗室】
- ◆測定が速くなりました!
- 最新のEMIテストレシーバを備えたこと、30MHz~1GHzを1本のハイブリッドアンテナで測定できるようになったことから、既存の3m法電波暗室に比べ測定時間が約半分に短縮されました。特に対策測定において時間の短縮・効率化に大きく貢献できます。
- ◆より認証サイトに近い測定結果を…
- EMC認証試験サイトは10m法測定が殆どです。当センターの10m法測定で確認することで、認証試験場と同等の環境で試験を実施でき、認証試験でNGとなる手戻りの可能性を低減できます。
- ◆地下ピット・暗室内プロジェクタ等の便利機能
- 対向機器用の地下ピットや、電波暗室内でEMIレシーバの画面が確認できるプロジェクタを備え、対策作業の利便性が大幅に向上しています。
- ◆VCCI協会への設備登録が完了しました!
- 平成30年9月よりVCCI登録サイトとなりました。VCCI適合試験が可能となり、測定データをVCCI協会への届出にご使用いただけます。
【EMIシールド室】
- ◆雑音端子電圧測定が大幅に速くなりました!
- 最新のEMIテストレシーバとLISNにて、150kHz-30MHzを全域QP測定しても1分程度で測定が完了します。測定相の自動切替にも対応、あっという間に試験が完了します!
- ◆使用料が安くなりました
- 今まで3m法電波暗室で実施していた雑音端子電圧測定をシールド室で利用できるようになりました。10,000円/1h から3,200円/1h と、利用しやすい機器貸出料金となりました。
- ◆地下ピット・暗室内プロジェクタ等の便利機能
- 対向機器用の地下ピットや、電波暗室内でEMIレシーバの画面が確認できるプロジェクタを備え、対策作業の利便性が大幅に向上しています。
- ◆VCCI協会への設備登録が完了しました!
- 大型電波暗室と同様、平成30年9月よりVCCI登録サイトとなりました。
チラシはこちら ~新設備ご利用のメリットについて~(PDF/156KB)
より使いやすくなった新設備のご利用、お待ちしております。