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妊娠・出産期
【すこやかな妊娠と出産のために】
-1日3食、バランスのよい食事が大切です-
魚介類に含まれる水銀について
魚介類は良質なたんぱく質や、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)を多く含み、またカルシウム源としても有用な食物。栄養バランスのよい食事には欠かせませんから、積極的に食事にとりいれましょう。ただし、一部の魚介類(クジラ・イルカを含む)には、自然界に存在する水銀が食物連鎖によって魚にとりこまれているものもあり、妊婦さんを通じて胎児に影響があるおそれがあるという報告もあります。一部の魚ばかりをかたよって大量に食べず、いろいろな種類の魚を食べるようにしましょう。妊娠に気がついてから食生活に気をつければ、心配ありません。
魚介類に含まれる水銀について、妊婦向けパンフレットが厚生労働省ホームページ(PC版)から入手できます。

「一汁三菜」を基本にしましょう
「主食」を中心に、「副菜」と「主菜」、汁もの・スープなどを組み合わせると、自然に栄養バランスがよくなります。「牛乳・乳製品」「果物」も組み合わせ、それぞれ適量をとりましょう。なお、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の予防のためにも、塩分は1日7.5g未満に。調理は「薄味」にしましょう。

「主食」はごはんを基本に
主食を中心に、必要なエネルギーをしっかりとります。食事が肉や野菜などの主菜が中心になってしまうと、たんぱく質や脂肪をとりすぎてしまいがちです。ごはん(お米)はたんぱく質も含まれ、脂肪も少なく、いろいろな料理と調和します。

「副菜」でビタミン・ミネラルをたっぷりと
野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維などがたくさん含まれています。きのこや海藻類は低エネルギーで食物繊維が豊富です。ひじきや切り干し大根など乾物も利用し、副菜のレパートリーを増やしましょう。

「主菜」のたんぱく質は適量を
たんぱく質はからだの骨格や筋肉、皮膚などのほか、酵素、ホルモン、免疫抗体をつくる大切な栄養素。肉・魚・豆類・卵など、いろいろな食品をかたよりなく、適量をとりましょう。肉は脂肪分の少ない赤身の肉がおすすめです。また焼く・煮る・蒸す・炒めるなど、調理法も変化をつけましょう。

カルシウムを意識してとりましょう
日本人はどの世代でもカルシウムが不足しています。妊娠は食習慣を改善するよい機会。カルシウムは牛乳・乳製品のほか、緑黄色野菜、大豆・大豆製品、小魚、海藻類などにも多く含まれていますので、意識してとりましょう。
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