~語り継ぐ
未来のために~

東日本大震災津波の概況

未曾有の被害となった東日本大震災津波の概況について紹介します。
震災の名称について、政府は「東日本大震災」としていますが、岩手県では「東日本大震災津波」と表記することとしています。

岩手県

※市町村名をクリックすると、各市町村の被害状況が表示されます。

沿岸部

死者数
5,113人
行方不明者数
1,102人
家屋倒壊数
24,233棟

内陸部

死者数
34人
行方不明者数
5人
家屋倒壊数
1846棟

本県全体

死者数
5,147人
行方不明者数
1,107人
家屋倒壊数
26,079棟
  • ※死者数、行方不明者数、家屋倒壊数はいずれも令和6年12月31日現在のもの
  • ※死者数は直接死及び関連死
  • ※家屋倒壊数は全壊及び半壊数

被害状況

産業被害額

農林業
984億円
水産業、漁港
5,649億円
商工業
1,335億円
観光業(宿泊施設)
326億円
合計
8,294億円

(平成23年11月25日現在)

公共土木施設被害等

河川、海岸、道路等施設
1,723億円
公園施設
405億円
港湾関係施設
445億円
合計
2,573億円

(平成23年7月25日現在)

津波浸水範囲の土地利用構成率

その他の農用地 森林 建物用地
17% 4% 9% 34%

(平成23年4月18日国土地理院「津波浸水範囲の土地利用別面積について」参照)

津波浸水範囲の土地利用構成率

(単位:10億円)

エリア 推定資本ストックA 推定資本ストック被害額 被害率B/A
生活・社会インフラ 住宅 製造業 その他 合計B
岩手県 内陸部 26,369 457 22 64 211 754 2.9%
沿岸部 7,449 1,943 607 191 781 3,522 47.3%
合計 33,818 2,400 629 255 992 4,276 12.6%
GDP値 C 被害額がGDPに占める割合 B/C
4,255 1.0年分
  • ※推定資本ストック被害額及び被害率については、株式会社日本政策投資銀行推計(平成23年4月28日)
  • ※GDP値は、「平成21年度の県民経済計算について」(平成24年2月29日 内閣府経済社会総合研究所国民経済計算部)による

応急仮設住宅等への入居状況

応急仮設住宅等への入居状況
釜石市応急仮設住宅
応急仮設住宅(釜石市)

(令和3年3月31日現在)

復興関連情報
(外部リンク)

いわて復興レポート

 岩手県では、東日本大震災津波からの復興に向け進めてきた取組状況を取りまとめ、その実績と課題について事業進捗や客観指標、県民意識の観点から明らかにすることにより、今後の取組の 参考とするため、毎年レポートを作成し、公表しています。

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東日本大震災津波からの復興
―岩手からの提言―

 岩手県では、東日本大震災津波の経験や教訓を県において確実に継承し、将来の災害の発生に備えるとともに、その内容を発信することで日本全体の防災力向上に資するため、これまでの復興の取組と教訓を踏まえた提言を取りまとめた「東日本大震災津波からの復興―岩手からの提言―」を令和2年3月に発行しました。

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いわて震災津波アーカイブ~希望~

 岩手県では、東日本大震災津波からの復旧・復興の状況を後世に残すとともに、これらの出来事から得た教訓を今後の国内外の防災活動、教育等に生かすため、市町村や防災関係機関の皆様にも御協力いただいて「いわて震災津波アーカイブ~希望~」を構築し、平成29年3月30日に公開しました。
 合計20万点を超える震災津波関連資料を御覧いただけます。

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