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Q1 初めて妊娠しました。気をつけることは?
A1
あなたの健康がいちばん大切なのですよ。
おなかの赤ちゃんはとても敏感です。妊娠中は、お母さんと赤ちゃんがふたりで、ひとつの体を共有しているようなものです。お母さんの体によくないことは、赤ちゃんにもよくありません。
睡眠や休息、栄養を十分にとり、疲れをためないようにしましょう。食事は塩分を控えたバランスのよい食事を心がけてください。
お母さんが体を守ることが赤ちゃんの健やかな成長につながります。心をおだやかに保ち、お父さんと一緒に妊娠期間を乗り越えてください。
また、おなかの中の赤ちゃんの発育はとてもめざましく、それに伴いお母さんの体も大きく変化していきます。定期健診は、あなたと赤ちゃんの健康を守り、妊娠が順調にいっているかどうかチェックするためのものです。定期的に健診を受けることは、とても大切なことです。
Q2 妻が妊娠しました。夫としての心構えを教えてください。
A2
子どもが心身ともに健やかに成長していくためには、父親が出産や育児に積極的に参加、協力することは、とても大切なことです。
出産までの間に、両親学級などで保健指導がありますので、夫婦で参加し、妊娠や出産に対する理解を深め、生まれてくる赤ちゃんの育児に備えましょう。
妊娠は女性の心にも体にも大きな変化をもたらし、体調のコントロールができなかったり、精神的に不安になることもあります。そのような気持ちを受け止め、協力することで妊娠期間をしっかり支えてあげましょう。
体調を気づかうやさしい言葉をかけたり、風呂掃除や布団のあげおろしなど、体力のいる家事は進んで引き受けるようにしましょう。
また、胎児にとってタバコは悪影響がありますので、近くでは吸わないなど気をつけてください。
互いに理解し、協力することで、2人の絆はより強くなり、出産後の育児にも自然に関わっていけるようになります。
Q3 初めての妊娠、少し不安です。
A3
初めての赤ちゃんの誕生は楽しみですね。
しかしその一方、妊娠は心にも体にも大きな変化をもたらし、体のコンディションが思うようにコントロールできなかったり、精神的に不安定になることもあるでしょう。
また、今は、兄弟姉妹が少なく、身近にも赤ちゃんがいないなど、赤ちゃんとふれあう機会がないまま、お母さんになる方もたくさんいますから、育児書を読んで知識を得ておくのはよいことですね。でも、赤ちゃんは一人ひとり違います。実際には、育児書どおりにいかないことも多いのです。
出産や育児についての心配や疑問は、定期健診や母親(両親)学級などで医師や助産師、保健師に気軽に尋ねてみましょう。近所の子育て中のお母さんに聞いてみるのもよいですね。きっと、頼もしい答えに元気付けられるでしょう。
妊娠中はお母さんの心身の安定がいちばん大切です。
まもなくお父さんになる夫をはじめとし、家族の理解や協力のもと、気持ちをゆったり持ち、赤ちゃんが家族の仲間入りをする日を楽しみに待ちましょう。
Q4 高齢出産なので心配です。
A4
今では、高齢出産でも特に案ずる必要はありません。
以前は流産や妊娠中毒症など問題にされたことはありましたが、食事や生活の改善、医療の進歩などにより過去の問題となりつつあります。
現在では、高年齢ということで先生もしっかり診てくれますし、ご本人も良い妊娠、良い分娩をしたいという自覚が強く、そのためか若い初産の方と比較しても異常がとりたてて多い状況ではありません。
自信をもってしっかり健診をうけ、体重増加と食事内容、特に塩分をひかえめにして長い妊娠から出産までを乗り切って下さい。
Q5 妊娠中のタバコとお酒はやめたほうがよいでしょうか。
A5
妊娠中のタバコはやめましょう。妊娠中にタバコを吸うと、ニコチンや一酸化炭素などの影響により、胎児に十分な酸素や栄養が行きわたらなくなります。その結果、胎児の発育を妨げ、流産や早産、低体重児出産の可能性が高くなります。また、胎児死亡や新生児の発育障害をもたらすという報告もあります。「タバコは危険」だということをよく認識してください。
お父さんなど周囲の人にも、あなたや赤ちゃんの近くでは吸わないように、理解と協力を求めましょう。
また、アルコールも控えるようにしましょう。妊婦が習慣的に飲酒していると、死産や未熟児、赤ちゃんが異常を伴って生まれてくる可能性が高くなります。たまに少量飲む程度ならほとんど心配ないと思われますが、胎児の健康を考えると、妊娠中の飲酒はできるだけ控えるようにすべきです。
Q6 妊娠後、体調が悪く、退職を促されています。
A6
それは大変ですね。しかし、上司の言葉に従って、退職することはありませんよ。
それは、妊娠・出産・育児休業を理由とした解雇は法律で禁止されているからです。
また、定期健康診断に必要な時間は、会社に申し出れば取得できることになっています。
働いている妊婦さんは、仕事と家事とで過労になりがちです。家族や職場の協力を得て、体調を崩さないように注意して、妊娠期間を乗り切っていきましょう。
体調が悪くなったり、仕事が辛くなったりした時は、次の4つの方法があります。
この4つは法律で認められているものです。無理をせず、制度を利用しましょう。
なお、制度の利用にあたり、職場の理解が得られない場合や退職を引続き促される場合等は、岩手労働局雇用均等室にご相談ください。
産婦人科の医師に診断書を書いてもらう、または、診断書と同じ効力のある「母性健康管理指導事項連絡カード」に記載してもらい、会社に提出し、診断書にそった措置をとってもらう。カードの様式は母子健康手帳に記載されているほか、厚生労働省ホームページからダウンロードすることも可能です。
軽易な仕事への配置換えをしてもらう。
時間外労働・休日労働・深夜業を免除してもらう。
変形労働時間制がとられている場合は、会社に請求して適用外にしてもらう。
Q7 仕事と子育てを両立していくための制度を教えてください。
A7
仕事と子育ての両立支援策のうち、労働基準法や育児・介護休業法等に基づく制度としては、次のようなものがあります。
詳しくは、岩手労働局雇用均等室や最寄りの社会保険事務所、またはハローワークにお尋ねください。
産前産後休暇
産前6週間(双子以上は14週間)、産後8週間です。この期間は社会保険より給料の6割が支給されます。(最寄りの社会保険事務所)
育児休業
労働者は男女を問わず、原則として赤ちゃんが1歳になる前の日までなら希望する期間休業することができます。休業中の給料(賃金)は、特に規程がなく事業所により異なりますが、雇用保険被保険者には育児休業給付金(給料の3割)が支給されます。(最寄りのハローワーク)
育児休業期間は申出によって社会保険料の支払が免除されます。(最寄りの社会保険事務所)
復職して6か月たつと雇用保険から育児休業給付金として給料の1割が休業月数分まとめて支給されます。(最寄りのハローワーク)
復職~1歳前日まで
育児時間を利用することができます。
体調の悪い人は会社に申し出て、妊娠時と同様に「母性健康管理指導事項連絡カード」を提出し、必要な措置をとってもらいましょう。時間外労働・休日労働・深夜業の免除や変形労働時間制から外してもらうことが可能です。
復職~3歳前日まで
仕事と育児を両立させる措置(短時間勤務など)を利用できます。復職から1歳前日までなら育児時間と両方利用できます。
復職~小学校入学まで
会社に申し出ると深夜業が免除になることもあります。
1か月24時間、1年150時間を超える時間外労働の制限を申請できます。
子どもが病気した時に利用できる「子どものための看護休暇制度」を設けている会社もあります。
Q8 保育所の入所手続はどのようにすればよいのでしょうか。
A8
保育所の利用については、お住まいの市町村の児童福祉担当課にご相談ください。
入所の申し込みはいつでもできますが、申し込み時期によっては、希望する保育所の利用が難しいこともありますので、早めにご相談することをおすすめします。
また、赤ちゃんは5~6か月頃になると、お母さんからもらった免疫が低下し、かぜ等を引きやすくなります。保育所を休まなければならないこともあるでしょう。場合によっては、どなたか子どもをお願いできる方を見つけておくということも必要かもしれません。
最近は家庭で子どもを預かってくれる会員制の組織等もありますので、市町村の窓口で、地域の保育サービスの状況についてもあわせて尋ねてみてください。
なお、保育所には、市町村を通じて入所の申し込みを行う児童福祉施設の最低基準を満たしている認可保育所と、直接利用を申し込む個人経営等の認可外保育所とがあります。
保育所を利用する際には、できるだけ多くの情報を集め、家族で話し合い、実際に自分の目で確かめ、納得したうえで決めることが大切です。
Q9 不妊で悩んでいます。
A9
県内の各保健所で不妊を含めた女性からの相談に応じています。電話での相談も受付けていますので、お悩みの方は遠慮しないでご相談ください。
また、岩手医科大学に不妊専門相談センターがあり、専門的・高度な相談に応じています。予約制になっていますので、あらかじめ電話でご連絡ください。
岩手医科大学のほかにも、積極的に不妊の相談治療を行っている病院がありますので、お近く、あるいはかかりつけの産婦人科にご相談ください。
なお、不妊でお悩みの時はお二人の人生に大きく影響する問題ですから、まず、ご夫婦で、治療するかどうか話し合うことが大切です。
そして、必要となれば、躊躇せず医師にご相談されることをおすすめいたします。
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