母乳は赤ちゃんに最良の栄養です。母乳は免疫物資を多く含み、赤ちゃんとお母さんのきずなを強くしてくれます。妊娠中は乳房がしだいに大きくなりますが、これも乳腺が発達するため。お母さんのからだは、母乳を出すための準備を進めています。母乳をよく出すため、また赤ちゃんが吸いやすく、強い乳首にするために、妊娠中から乳房や乳首の手入れを始めましょう。
一般的なケアは次に紹介する通りで、胎動を感じ始めたころがスタートの目安です。産婦人科医や助産師、また母親学級などでもケアの方法を教えても らえます。最近は「母乳外来」「助産師外来」などを設けている医療機関もあります。
なお、マッサージ中に下腹部に痛み・張りがあるときや、切迫流早産の危険がある場合は中止します。 医師の指示を守りましょう。